Appleが無料で提供しているクラウドサービス「iCloud」を使えば、iPhone8をもっと便利に活用できます。
iCloudでできること
1.iCloudとは
iCloudはAppleが無料で提供しているクラウドサービスです。iOS機器とPCの間でWebブラウザのブックマークや履歴、アドレス帳、カレンダー情報など様々なデータを同期します。
2.ファミリー共有が可能に
iTunes、App Storeで購入したコンテンツや家族の写真、位置情報などを家族の間で共有できる「ファミリー共有」が利用できます。家族が購入したアプリや映画、音楽を皆で使うことができます。
3.Webブラウザからもアクセスできる
Mac、PCのWebブラウザからiCloudサービスを利用できます。自分が持っているデータ以外にも、「Pages」「Numbers」「Keynote」などのアプリも利用できます。
4.iPhone8のバックアップにも使用
iPhone8を充電していてWi-Fi接続されているとき、iPhoneのデータの一部(アカウント、書籍、ヘルスケアデータ、ホーム構成、設定など)をiCloud上にバックアップを使ってiPhone8を復元できます。
iCloudアカウントを設定する
1.アカウントをタップ
先ほど設定したApple IDの部分がアカウント名になっています。タップして内容を見てみましょう。
2.iCloudサービスを設定
「iCloud」をタップすると現在の利用状況を利用しているサービスが確認できます。利用したいサービスをオンにして利用します。例えば「メール」をオンにすると、自動的にメールアドレスが設定されてメールが送受信できるようになります。
3.iCloudを容量を見てみましょう
iCloudには無料で使える5GB分の容量が用意されています。一番上に現在の使用量が表示されています。内容を管理するには、「ストレージを管理」をタップしましょう。
4.iCloudDriveを管理しよう
「ストレージを管理」をタップすると、iCloudDrive内にどのようなデータが収められているか確認できます。もし容量不足の表示が出た場合は、ここから削除もできます。
5.ストレージプランを変更しよう
iCloudは無料で5GBまで容量がアリますが、足りなくなった場合は有料で追加することができます。タップして変更しましょう。
6.「ファイル」アプリを使ってみよう
iCloud内のデータは「ファイル」アプリを使ってみることができます。データはiCloud Driveに保存されており、タップすると利用できます。
ファミリー共有を利用する
1.ファミリー共有を有効化する
まずファミリー共有が利用できるよう、有効化を行いましょう。「Apple ID」から「ファミリー共有を設定…」をタップします。
2.サービスを指定する
ファミリー共有を有効化するアカウントを確認します。共有したいサービスを選んでタップしましょう。ここでは「iTunes & App Storeの購入」を選びます。
3.アカウントを有効化する
ファミリー共有を利用するアカウントは、支払い情報が登録されている必要があります。支払い方法は「Apple ID」の「支払いと配送先」に登録されているものが使用されます。
4.ファミリーメンバーを招待する
参加させたいメンバーを招待します。「ファミリーメンバーを招待」をタップし、カードのセキュリティ情報が確認されると、招待用のiMessageが起動します。宛先に招待する相手を入力して送信しましょう。
5.メッセージから登録
ファミリー共有の招待を送られた人は、メッセージをタップして登録しましょう。「ファミリーに登録する」をタップして登録案内を表示し、ファミリーに登録します。
6.登録完了
共有されている内容を確認して、ボタンをタップしてファミリー共有を完了しましょう。
iCloudでできるその他のこと
1.カレンダー/リマインダーの共有
カレンダー/リマインダに書いた予定や内容がiOS機器、MacやPCなどの機器で同期され、共有できます。
2.メモの共有
メモの内容も同じiCloudアカウントで設定された全ての機器で同期されます。写真などもそのまま表示されます。
3.友だちを探す
「設定」→上部のユーザー名→「iCloud」の「位置情報を共有」をオンにしておくと友だちに自分の位置を送信できます。また「友だちを探す」アプリを使って登録しtあ友人の現在地を確認できます。
位置情報の扱いに注意
例えば家族で旅行をしているときなどは、「位置情報を共有」をオンにすることでお互いの位置が把握できて便利です。また子どもにiPhone8を持たせておけば現在位置を把握できるようなります。
その反面、プライベートな情報を知られてしまう可能性もあります。位置情報の共有は気をつけて使いましょう。