基本的な設定を変更する
設定アプリから簡単に変更可能な、バッテリー消費を抑える方法です。
設定の『画面表示と明るさ』をタップします。
『明るさ』のスライダを左に動かし、問題ない範囲で画面を暗めにします。
また、画面が消灯するまでの『自動ロック』の時間を短くすることでもバッテリー消費が抑えられます。
設定の『バッテリー』をタップします。
外出先で使用中に、すぐに充電できないが、バッテリーの残量が少ない場合は『低電力モード』のスライドスイッチをオンにすることで低電力モードを利用することが可能です。
ただし、注意書きに記載されている通り、一部の機能が制限されるので、注意が必要じゃな
位置情報を利用するアプリの編集
マップなど、位置情報を利用するアプリでは、その設定によって位置情報を取得し続けます。
この設定を見直すことでもバッテリー消費を抑えることが可能です。
設定→プライバシーの中の『位置情報サービス』をタップします。
位置情報サービスが有効であり、画面下部には位置情報サービスを利用しているアプリごとの設定状況が確認できます。
位置情報サービスを利用しているアプリのひとつである『Apple Store』をタップして設定状況を確認してみました。
『常に許可』にチェックが入っている場合は常に位置情報を取得しています。
これを『許可しない』、『このAppの使用中のみ許可』とすることでアプリを使用していない場合は位置情報を取得しませんのでバッテリー消費を抑えることが可能です。
システムサービスの設定でバッテリー消費を抑える
次に『位置情報サービス』画面の最下部にある『システムサービス』を確認します。
『システムサービス』内で必要ない機能があればオフにすることで位置情報の取得を行わないようになります。
利用が国内のみであれば時差はありませんので、『時間帯の設定』をオフにすることなどが考えられます。
『システムサービス』画面の最下部にある『ステータスバーアイコン』をオンにしておけば、位置情報を取得している場合に矢印アイコンが表示されますので利用状況を確認することが可能です。
通知とバックグラウンド更新の編集
バッテリー消費に与える影響はそれほど大きくありませんが、通知とババックグラウンド更新を見直すことも有効な手段のひとつです。
『通知』をタップします。
アプリごとの通知の設定状況が表示されます。
例として『Apple Store』アプリをタップして確認してみます。
スライドスイッチがオフの状況では通知は表示されません。
『通知を許可』をオンにすると色々な通知に関する動作が行われるのが確認できます。
バックグラウンド更新の見直しは設定アプリの『一般』をタップして行います。
『Appのバックグラウンド更新』をタップします。
スライドスイッチがオンになっているアプリはWi-Fi、モバイルデータ通信接続中にコンテンツの更新動作を行っています。
オンにしておくことでデータの取得に便利な部分がありますが、バッテリー消費を抑えるにはアプリごとにオフにすることも検討してみてはいかがでしょうか。
【まとめ】バッテリー節約方法
ハードウェアの変更が不可能なiPhoneの場合、デスクトップPCのように低消費電力のパーツを使用してバッテリー消費を抑えるなどの根本的な対策はありません。
しかし、今回ご説明したような項目毎の小さい見直しの積み重ねを行うことでバッテリーの消費を抑えることが可能です。