メッセージは誰かと連絡を取るのに必須のツール。iPhone8にはメッセージやメールのやり取りにいくつかの手段があります。まずはその違いを理解しましょう。
メッセージ・メールの違い
iPhone8には4つのメッセージ・メール手段があります。SMS、MMS、iMessageは「メッセージ」アプリでやり取りされますが、その違いはメッセージに表示される吹き出しの色が緑(SMS,MMS)が青(iMessage)かで判断します。Eメールは「メール」アプリを使います。
メッセージの設定はMMSはキャリアによって扱いが違っており、設定の仕方も違います。最近はスマートフォンを使うようになり、MMSの利用は減っているようです。AndroidではGmail、iPhone8ではApple IDを使ってiMessageが一般的です。
SMS | MMS | iMessage | Eメール | |
使用アプリ | メッセージ | メッセージ、メール(ドコモはメール) | メッセージ | メール |
通知 | あり | あり | あり | 設定による |
アドレス | 携帯電話番号 | キャリアから配布されたメールアドレス | iPhone8の電話番号、Apple ID、Apple IDに設定されているメールアドレス | プロバイダ、会社で配布されたメールアドレス、iCloudメール、GoogleなどのWebのメールアドレス |
受信できるもの | 携帯のみ | 携帯・パソコン | iOS機器、Mac | 携帯・パソコン |
ファイル添付 | できない | 写真・動画を添付 | 写真・音声・動画を添付 | PCので扱うファイルも添付可能 |
その他 | 1通70文字までのテキストのみ | PCメールを受け取られないことがある(迷惑メールフィルタ) | ステッカーを送れるアプリが利用可能に | 迷惑メールフィルタはプロバイダ次第(iPhoneにはない) |
メッセージ
お互いのやり取りが吹き出しで表示されるメッセージアプリ。au、ソフトバンクのMMSにも対応していますが、ショートメッセージ(SMS)のやり取りで使われることが多いです。相手がiPhone8だと自動的にiMessageに切り替わります。
メール
一般的に言うメールのやり取りを行うアプリで。ドコモメールはこちらで扱われますが、多くの場合はプロバイダや会社から配布されたメール、Gmailなどのメールのやり取りを扱います。
キャリアメール(MMS)を利用する
ドコモ、au、ソフトバンクの各社は携帯電話時代からキャリアメールと呼ばれるメールを提供しています。iPhone8でもこれらのメールを扱うことができますが、各社それぞれの設定が必要になります。
1.ドコモの場合
ドコモの場合、「メール」アプリでMMSを扱います。設定には通信プロファイルのインストールなどの手順が必要になります。
「My docomo(お客様サポート)」ページの司法にある「iPhone8の初期設定」をタップして設定を行います。My docomoへのログインが必要です。
2.auの場合
auの場合、「メール」アプリでも「メッセージ」アプリでも利用可能です。使用するアプリを変更することも可能です。
「auお客様サポート」ページにある「iPhone設定ガイド」をタップして設定を行います。auお客様サポートへのログインが必要です。
3.ソフトバンクの場合
ソフトバンクの場合、「メッセージ」アプリでMMSを扱います。また、「メール」アプリで利用するためのメールアドレスもあります。
「My SoftBank」ページにある「メール設定」をタップして行います。My SoftBankへのログインが必要です。
MMSの設定時は必ずWi-Fiを「オフ」に
MMSのメールアドレスを設定するとき、Wi-Fiで接続されていると正しく設定ができません。設定にはいる前にかならずWi-Fiをオフにしましょう。